5月2日
今回は長く感じる連勤だった。
先輩が有給で、はじめて1人だった。
隣の席のお局さまから小言を言われて、しょんぼりしてた。
右から左へ聞き流すのをうまくやらないと明日の私に支障が出そうだから何とかしないと。
父が仕事帰りにスイミングに行ってたのが何となくわかってきた。
いつも家族の前では笑ってたけれど、会社からのプレッシャーは計り知れない。
多分、泳ぐことで切り替えられていたのだと思う。
私も筋トレを始めた。
これは自分の心を守るための筋トレ。
少しでも気持ちが上に向いたらいいな、
何か言われてもへこみませんように、
と、願掛けのようなトレーニング。
好きな人に出会えますように、
今までの私の中で史上最高の私になれますように。
4月27日
最近気持ちが穏やかではない。
あの日からだろうか。
心の波風が収まらない。
睡眠不足かと思ったが、多分、干渉と、生産的なことをしてないからだ。
私を知ってほしい、仲良くしたい近づきたいという感情と裏腹に私は干渉されるのは大の苦手だ。程よい適度な距離感でいないと、不穏になる。
人間関係は6割でいいのよなんて美輪明宏が言ってたし、本当にそうやっていかないと私が私を保てない。
そして、さらっと読み流せるものばかりで、痛いほど頭を使う物語や論文をまったく読んでいない。文字も書いてない。字を直さないとメモが恥ずかしい…。
他にも書ききれないほど、やった方がいいことができてきたからまあここまで。
今日もまた執行されにいく。
懲りないわね、ほんと。
4月23日
休み明けの週始め。
一番忙しいとき。
そして、私が入社してから一人の方があちらへいってしまった。
その人を入所したときからずっと見ていたわけではないけれど、何か喪失感がある訳でもなく呆気なかった。
聞いたとき、そうですか、としか言えなかった。
人の最期は、呆気ない。
手のひらから滴がこぼれ落ちるように。
そんな風に誰かに言われたことがある。
本当にその通りだった。
これが身内で何かあっても私は冷静でいられるのだろうか。
その時にならないと分からないし、わたしは想像してひどく沈むと思う。
今はまだ、早すぎる。
とある行事も佳境に入り、明後日で終わり。
まだまだ余裕がなく、頼りになる先輩と周りの方々に助けられてばかりだ。
けれども、最後に食事に関する相談を先輩経由でなく直接言われてちょっと嬉しかった。
終業5分前のことだ。
4月10日
意外と自分が住んでいるところが恵まれてると思った日だった。
弾丸で物件を探して決めた今の部屋。
大きなスーパーがあって、職場に歩いていける程度の条件。
カラオケとかコンビニとかそんなことより、衣食住に困らなければ何でもいいと思った。
今日ぐるりと近所を一周したら市場を見つけて野菜が何十円で売られてたり、金利が高い銀行を見つけたり、公園が点々とあることを知ったり。
田舎ならではなのか、治安が良いのか。
とにかく、食に関して私はひときわ恵まれていると思った。
野菜を盛り盛り買い込み、作り置きを量産〜まではいかなかったけれど、何年かぶりにホットケーキ食べたり、贈られたコーヒーを飲みながら本読んだりのんびりできたと思う。
明日は久しぶりに実家に帰る。
定時に上がれることに感謝を。
明日も仕事頑張ろう。
3月28日
はじめての一人暮らし。
と言いつつ、家族のお陰で今の部屋に住むことができた。
家電も日用品も家具も服も何もかもをひと通り揃えてもらった。
自分のお金で揃えたものはほんの僅かなのに、我が物顔で買い物をする私を父はお金を軽んじていると窘めた。
大真面目に言うが意味はわかるが、その一言はストンと自分の中に落ちて来なかった。
けれども、新しい部屋に来てやっと、あぁそういうことねと思った。
水道光熱費や、家賃、諸々手数料、食費。
生きてるだけでなんでこんなにお金がかかるのかと。
急にタダ同然に家のあらゆるものを使っていた私は恥ずかしくなった。
なぜ、主婦の雑誌や生活エッセイには節電・節水と節約の文字が表紙を飾り、今でも売れているのか。
見渡せば多くの著者や読者が同じことを思ってて、お金は大事にしなければいけないと繰り返し言っている。もちろん、使うときはちゃんと使って、我慢するところは節約して。
当たり前のことだけど、私はできてなかったからもう少し『お金さま』のこと大切にしようね。
3月9日
横殴りの風がびゅうびゅうと。
洗濯バサミでしっかり止めたけどやっぱり心配で
今にも飛んできそうな洗濯物を監視しながら家にいた。
正直殆どのことが終えられなかった。
不完全燃焼。
自分のことなのになかなか重い腰があがらなくて
気づいたときには空はもう真っ暗だった。
言い訳だね。
『風のように動くといい』
シャキシャキ動けているときは調子がいいらしい。
星座の本だったか何かの本で読んだ。
少しずつ動いてやがて道ができあがるといいな。
明日の私のために今日を頑張ろう。
取り合えず、