4月23日
休み明けの週始め。
一番忙しいとき。
そして、私が入社してから一人の方があちらへいってしまった。
その人を入所したときからずっと見ていたわけではないけれど、何か喪失感がある訳でもなく呆気なかった。
聞いたとき、そうですか、としか言えなかった。
人の最期は、呆気ない。
手のひらから滴がこぼれ落ちるように。
そんな風に誰かに言われたことがある。
本当にその通りだった。
これが身内で何かあっても私は冷静でいられるのだろうか。
その時にならないと分からないし、わたしは想像してひどく沈むと思う。
今はまだ、早すぎる。
とある行事も佳境に入り、明後日で終わり。
まだまだ余裕がなく、頼りになる先輩と周りの方々に助けられてばかりだ。
けれども、最後に食事に関する相談を先輩経由でなく直接言われてちょっと嬉しかった。
終業5分前のことだ。