5月10日
分刻みのスケジュール。
今日は大好きな家族とヴィンテージのオーナーに会いに行ってきた。
祖父母の顔を見たら私も向こうも話と笑いが絶えず時間はあっという間に過ぎて、走りながら祇園に向かう。
妹の職場へ顔を出して一言二言。
さらっと終わるのが私たち姉妹の関係だ。
そして市バスに乗って北上し、北山へ。
ヴィンテージと洋書は基本的にここで買うと決めている。
私はどうしてもネックレスとステキな装丁の本とトレーがほしかった。
さすがに、去年の夏に来て以来だからオーナーが覚えてくれてたらラッキー程度でドアを開ける。
店内は机や棚が増え、本やヴィンテージが所狭しと並んでいた。
キラキラと光を浴びて輝くリップビュー。
100年前とは思えない真っ白な白磁の陶器。
北欧らしいデザインの花瓶やノート。
右を見ても左を見ても綺麗なものだらけ。
まるで宝石箱の中のよう。
で、なんとオーナーのお姉さんは私のことを覚えてくださってた。
ウルフの洋書をまとめて買い、他にもHORNSEAのミッドナイトブルーのマグなどおもしろい買い方をしていたので印象的だったと言われた。
案の定、今回もおすすめを聞いたり、ネックレスのデザインに悩んだり気づいたらぽんぽん買っていた。
金額は、まあ、可愛くないけれど、それはそれ。買うときのストーリーの方が大事だからね。
7kgくらいある荷物を抱えて、家に帰る。
重たかったけれど、鞄を開けて広げたとき、ひとつひとつのものの思い出をなぞる。
20日が近くになったらまた彼らに連絡しよう。その日までに見間違えるほど綺麗になろう。
あと、人を呼べるくらいの部屋にしないとね(笑)